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―2008年ツアー初日
伊「宇野ちゃん…顔色悪いけど大丈夫？」
宇「あたしたち7人でも大丈夫なのかな…」
伊「宇野ちゃん!AAAはいつだって八人でしょ？」
そういって千晃が見せたのはゆかりんがくれたお守り
宇「そうだよね…」
メンバーも自分のお守りをギュッと握りしめ、全員で手を繋いで輪になった。
浦「ゆかりんの分も頑張ろうな…」
宇「うん」
浦「っしゃー!!AAA行くぞーー!!!!」
「「「おー!!」」」
そしてあたしたちはステージへ走った、
"AAAはいつだって八人なんだよ"
千晃が言ってくれたこの言葉は、今でもあたしの一番大切な言葉です。
本当は二周年も三周年も…これから先も
ゆかりんと一緒にむかえたかった。
でもね、
あたしたちがゆかりんと駆け抜けた、約一年と半年は…かけがえのない思い出です。
今はゆかりんが居ない分…この７人のメンバーで頑張っていこうと思う。
どんなに辛いことがあっても、支え合っていこうと思う。
だからさ
たまには…ゆかりんのこと思い出してもいいですか？
実際に会わなくたっていいの…。
あたしの記憶の中のゆかりんに会って、話を聞いてもらってもいいですか？
あたしにはゆかりんが必要なんだよ…
"大切なものは失ってから気づく"
本当にそうだと思う
ゆかりんからしたら迷惑かもしれないけど
あたしはゆかりんが大好きです。
かけがえのない存在なんです。
ゆかりん
今までありがとう
AAAはいつだって八人だからね…。
宇野実彩子
―――――end―
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