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プルルルル
浦「もしもし…」
西「浦ちゃん、」
浦「にっしー?」
西「なに仕事サボろうとしてんだよ」
浦「…俺の気持ちなんか分かんねぇだろ」
西「あぁ…分かんねぇよ」
浦「………」
西「あのあと実彩子と何があったのか知らねぇけどさ…」
西「実彩子泣いてるぞ」
浦「え?」
西「実彩子に謝れ。そんで仕事もサボるな」
ブチッ…――
そう言って西島は電話を一方的に切った。
伊「ラジオ収録まであと十分だよ…」
與「もう今日は、こーへんのかな?」
西「浦ちゃんは来るよ」
伊「え、何で…」
西「浦ちゃんは俺との約束を破ったりしない」
伊「にっしーとの…約束?」
ガラララっ
「すいません!遅れましたー!!」
汗だくで走ってきたのは
西「浦ちゃん!!」
浦「にっしー、迷惑かけちゃってごめんな」
西「浦ちゃんなら来てくれると思ってたよ」
二人の意味深な会話に、他のメンバーはハテナマークを頭に浮かべながらラジオ収録本番を迎えた。
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