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宇「千晃の言う通りだよね…」
宇「ゆかりんのことは……封印する…っ」
この日以来…
あたしたちは
ゆかりんの名前を
口にしなくなった
―――1月14日
今日はゆかりんの誕生日。
宇「お誕生おめでと」
あたしは目をつぶって
小さく、そう呟いた
伊「……宇野ちゃん」
西「どうした?」
伊「ううん☆何でもない♪」
西「そ?」
「ねぇ、みんな…今会わせたい人がいるんだけどいいかな?」
マネージャーが楽屋に来て急に言った。
與「え~よ」
末「どーぞどーぞ」
誰だろ…
「お久しぶりです…」
宇「…何でっ」
あたしは思わず
手にもっていたバックを床に落とした。
「急にごめんね。今日…あたしの誕生日でしょ?だからマネージャーさんにお願いしたの…。みんなに会いたい…って」
宇「ゆかりん…」
後「みんなに会えて…。あたし…最高の誕生日になったよ😃」
宇「あたし…ゆかりんに謝りたいこと沢山あるよ…」
後「あたしは宇野ちゃんに感謝してる。だから謝らなくていいよ😃」
宇「違う…あたしがもっと支えてあげなかったから……ヒックっ」
後「泣かないで?…あたしの為に涙なんか流さないでよ…」
いつの間にか
ゆかりんの目にも
涙が溢れていた。
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