2008の奇跡。

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準備が終わったメンバーから順に、みんな楽屋から出ていく。 宇「千晃…ほんとに大丈夫なの……?」 伊「、大丈夫だよ…」 千晃にいつもの元気はない。 あたしは心配で心配で仕方がなかった。 そして千晃を最後に、楽屋にはあたしと直也くんだけになった。 宇「話って?」 浦「さっきの撮影のときのことなんだけど…」 ドキっ…―― あの時の自分の行動が、全て頭の中をよぎった。 浦「ゆかりんのこと…まだ忘れられてないんだろ?」 コクン… あたしは静かに頷いた 浦「やっぱり…」 宇「ゆかりんが…あたしの頭の中から離れないの…」 浦「でも今まで、普通にやってきてたじゃん…」 宇「この間、ゆかりんのブログ見つけたんだ… そこにね"7人のAAAを応援してあげて下さい"って書いてあったの…」 浦「……」 宇「ほんとに今の…7人のあたしたちを応援してくれてるファンなんかいるのかな…」 浦「当たり前だろ?そうじゃなきゃ…こうやって仕事出来ないよ」 宇「でも!…"ゆかりんが居ないAAAなんか嫌い"って思ってる人…居るかもしれないじゃない!!」 宇「AAAは八人なんだよ?…… 八人じゃなきゃAAAじゃないよ!!」 宇野は泣きながら叫んだ 宇「ゆかりんが居ないAAAなんか…あたしは大っ嫌い!!」 宇野の言葉に 直也は何も言えなかった .
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