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カナはここまで喋って
泣きくずれた。
カナが幸せに
なりたかったのは
俺だけの為だったんだ…
自分の正直な気持ちを
犠牲にしてまで…
会ってから
今までずっと
俺だけを見て
俺だけの事を考え
そして自分の気持ちを
表現するのを
最小限に抑えて…
私はここにいるよ
あなたのそばに。
私ぢゃダメ??
私を見てくれないの??
そんな気持ちを
何度も
押し殺していたに
違いない。
そして
ずっーと
ずっーと
俺の事を
待っていたんだね。
ごめんな…
おまえは
自分を犠牲にしてまで
本当に俺の事を
考えていてくれたのに
俺は何も
してやれてなかった。
ごめんな…
そして
ありがとう…
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