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第弐話~部活不格好~
「鎖結ってスポーツ上手いよね~」
ある日の放課後。煉がそんな事を言ってきた。
「まぁ一応部活やってたしな」
「今は何でやってないの?」
「バイトが忙し『メインキャラにして主人公より輝く準主人公をないがしろか貴様らー!!』
「たまには普通の展開にしてくれ!!」
「ずんばるりがっ!」
突然白刃(別名アホ毛)を煌めかせて突進してきた遊斗を巴投げで華麗に受け流す馬上。
慣れたもんです。
「遊斗遅かったね。何の悪事をしてたの?」
「オレが遅れたら全て悪事を企んでた疑惑!?凄い先入観植え付け機械め!」
たまには遊斗も突っ込みます。
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