第三話~転校生~

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朝。遊斗と煉が教室で談笑していると、馬上が勢いよくドアを開け、叫びました。 「遊斗!煉!大変だ!!」 「五月蝿ぇよ。朝っぱらから口開けてんじゃねえよこの○○○○野郎」 「友人に対する朝の第一声が放送禁止用語!?」 とりあえず遊斗の上から何故かタライが落ちて来たために馬上は本題に入る事ができました。 「今職員室の前を通った時に聞こえたんだけど、転校生が来るんだって!」 「マジでーーーーーー!」 「文章だけだから見えない事をいいことに座って踏ん反り返った体勢で驚いてる感を出すな!!」 「うん、すっごいムカつく姿勢だね♪」 煉はそう言うとおもむろに手にしたタライで遊斗をぞりっと削ぎました。 「ぎゃばらっ!」 「タライで斬撃!?そしてさりげにナレーション恐っ!」
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