3724人が本棚に入れています
本棚に追加
とにかく話しかけよう。まずはそこからだ。
でも、よく見ると変な格好をいた人だな。
何かボンテージみたいな服で、防寒とかの効果は全く無いと思う。
背中には何かコウモリの羽根みたいなのが見える。あっ、尻尾発見。角もあるみたいだね。
よく見れば、髪の長い女の子のようだ。その強い眼差しが街に向けられている。その髪と瞳の色は、輝く銀だった。
僕の視力、凄いね♪
とりあえず外見から判断出来る人物像はあれだね。
『悪魔のコスプレをした、頭に問題のある美人さん。』
ああいう格好って今の流行なのかな?全く街では見掛けないけど。
とりあえず自殺とかの心配は無いと思う。世を儚んでるとか、そんな雰囲気はない。
じゃああんまり関わらないように帰ろう。
「む、そこの君。」
話しかけられた。いや、凄く綺麗な声をしてる。
「すまないが、こちらの質問に答えてくれないか?なに、すぐ終わる。」
電波な人からの質問?
えっと、あれかな?
『電波、届いた?』
とかそんなの?残念ながら僕のクラスは平穏です。誰も壊れてないですっ!!
【何の意味か分からない人は、子供がやってはいけないパソコンゲームに詳しい人に聞いてください。ただし、詳しく追及してはいけません。お兄さんとの約束だぞ♪】
最初のコメントを投稿しよう!