3724人が本棚に入れています
本棚に追加
/264ページ
姉は、彼方を気に入っていたと思う。そして彼方も、姉の事を気に入っていたようだ。
『私、彼方ちゃんのお嫁さんになるのー♪』
『どんと来いー♪』
『シアも一緒に彼方ちゃんのお嫁さんになるのー♪』
『え、私関係ないよっ!?』
『シアも一緒ー♪』
『一緒ー♪』
・・・今思うと、当時の彼方は、かなり頭が弱かったのかもしれない。
『彼方ちゃんハーレム~♪』
『ハーレム~♪』
『二人とも、意味知ってるの?』
『バイク~♪』
『彼方ちゃんそれ違う、それ全然違う。』
『私知ってる~♪』
『ミア知ってるの?』
『かんきんしてちょーきょーしてどれーにするのー♪』
『どーゆー意味?』
『わかんないけどお父様がさけんでたー♪』
・・・お父様、一度死んでくださいませんか?
『でもきっと、時々お父様とお母様がやってるあれが、ちょーきょーなんだよー♪』
『でも何か危なそうだよー?』
『じゃあ試そー♪』
(ガシッ!!)
『え、あれ?何で私を羽交い締めにしてるのっ!?』
『さぁ彼方ちゃん、トライっ!!』
『トライじゃなーいっ!!いや、ちょっそこは・・・ひゃうぅ、や、ダメェ・・・』
それでも、貞操は守りました。
最初のコメントを投稿しよう!