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ちょっと駅からは距離がある俺の家を出て車を走らせること10分。
指定した待ち合わせ場所まで着くと、
携帯を握りしめながらキョロキョロしている女の子を見つけた。
おった。
季華だ。
ププーッ。
俺はクラクションを鳴らす。
クラクションに気づきハッとこっちを見た季華が笑顔になり小走りで駆け寄ってきた。
どちらかと言えば綺麗系なのになぁ。
行動は…小動物みたいだな。
そういうとこも可愛いんだけど。
と思いながら、俺も微笑み返して、助手席のドアを開けた。
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