プロローグ

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それは6月から7月にかけての梅雨の季節のころだった…… 俺はいつものように、バイクでドライブを楽しんでいた。 今日は、ある有名な山に向かうため山道を走っていた。その日は運良く、昨日で雨がやんで雲ひとつない青空が広がっていた。 「あ~いい天気だな」 俺はバイクを運転しながら、いつもより気持ちよく感じた。 しかし、それが俺の人生最後のドライブになるとは、思いもしなかった。
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