プロローグ

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その山道は、上り坂や下り坂、急カーブなど道はジグザグしていた。 俺はバイクの運転は自分でうまいと思っていた。しかし、それは思い込みにしか過ぎなかった。 下り坂の道をバイクで走っている時だった。 その道の制限速度は守って走っていた。すると、急カーブを知らせる黄色い標識が視界に入った。 普通、その標識を見たらバイクの速度を落とすのだが、俺はその時、速度を落とそうとはしなかった。 そして、ついに俺を乗せたバイクは急カーブへとさしかかった。 通常なら簡単に曲がる事が出来る道のはずだったのだがその日は違った。
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