歴史×悪意×血族

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『Ⅹ』「……痛ぇな」 『Ⅹ』が起き上がりながら言った。 『Ⅹ』「槍か……こんなもん投げやがって」 傍らに転がる槍を蹴飛ばした。 アル 「くそ……外したか」 『Ⅹ』「槍は投げるもんじゃないぞ」 アル 「次は当ててやる」 リヴァイアサンが『Ⅹ』に水鉄砲を打った。水鉄砲と言ってもコンクリートをえぐる威力がある。 『Ⅹ』「いきなりだな!」 ジャンプしてそれを避けながら叫ぶ。 アル 「空中に飛ぶとただの的だな……」 アルが右腕を頭上にかざす。 手のひらの上に水が集まり、巨大な槍になる。 アル 「穿て。『水神の矛』」 空中にいる『Ⅹ』に水の矛が飛ぶ!
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