†耒奈の詩集†

◇卒業メッセージ◇

全てはこの門をくぐった時から始まった。
この門をくぐり、ココで沢山の人々知り合い、そして大切な仲間に出会った。
一緒に笑ったり、泣いたり、バカやったり、怒られたり。とても楽しい毎日だった。
もちろん辛いことや悲しいことも沢山あった。
でも、それも今となってはいい思い出だ。
そして、今日その全てが終わる。本当は終わってほしくなんかない、もっとココでみんなで一緒にいたい、そう思っても、それはできない。
本当に楽しかったこの年月、思い返せば一日一日がとても早く、思い出に溢れている。
私(僕)はココで沢山のものを知り、触れ合い、失ったものも沢山ある、だがそれ以上に大きく、大切なものをてに入れた。
今日、あの場所で紙をもらったら全てが思い出になる。それは別れでもあり、終わりでもある。でも、悲しくはない、だってこれはそれと同時に始まりでもあるから、あの門くぐったら全てが思い出となり、そして、またあらたな始まりへの一歩となる。だから私(僕)は泣かない、一生の別れでも終わりでもないから。
だから私(僕)は歩き出す、新しい希望に向かって、そしたらきっと、また会えるよね。