終焉

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傷付き、信じる者を失ったアタシはただ漠然と恋をしたかった。 自他共に認める恋愛ジャンキー。 好きな人のいない生活は、アタシから気力を奪う。 片想いでもいい。 ただトキメキを求めていた。 彼の記憶を消す程の恋愛がしたい。 じゃなきゃアタシはずっと泣いたままだと思った。 切り替えるにはまだ彼への想いが邪魔をする。 けど切り替えたかった。 そんな気持ちのまま、アタシは携帯を開いた。
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