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始めは着うたでもとろうと思っていた。
しかし特に興味のある曲もなく、すぐに携帯小説を読み始める。
彼との別れはアタシに涙をくれなかった。
唐突すぎる終焉に、アタシは泣く事すらできずに…ただ事態を呑み込む事で精一杯だったんだろう。
それに違和感はない。
きっとアタシは終わりを感じていたから…。
それだけの事だった。
ただあまりにも、ソレが早かっただけ。
アタシは大丈夫。
そう強がる事で自分自身を保とうとした…。
22の秋、
アタシは弱さを隠す為に強いフリをしていた。
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