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『36歳だよ。誕生日来たら37だけどね♪』
うそだろぉー!!!!
だって、え?!えっ!?えぇぇえぇ!?
『大丈夫?』
!!!!
「だっ大丈夫ですっ!!」
大丈夫じゃない…20歳も年上?なんで!!
……ん?
なんで…"なんで"って思ったんだ?
別に…36歳…20歳年上でも関係ないよな?
確かに見た目若いから36歳って聞いたら驚くけど…
『明君大丈夫?』
「へっ?」
『ぼーとしてるみたいだけど…疲れてる?休んだ方がいいんじゃない?』
「そっそうですね。今日はもう休みます。」
やばい…なにやってんだろ。
『明君。
おやすみ、また明日ね。』
「…おやすみなさい。また…明日。」
次の日僕は真緒さんに話かけられ、色々話をした。10年前の僕のことや真緒さん自身のこと。今の仕事や昔の学校生活。
話をしていく内に真緒さんが住んでいる所は僕の家とそう遠くないこと、そして…。
『お正月終わっても、また会おうよ。相談にのってあげる人生の先輩として♪』
そう言って笑う真緒さんがホントに36歳に見えなくて、お願いします。と僕は自然に言っていた。
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