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典仁はいつもこんな感じだ。人の話なんて聞きやしない。まっそれでもコイツと友達をやっているんだから相性は良い方なのかな？
…って相性考えてる場合じゃなかった。
「典仁ホントに違うから…」
そうため息をつきながら言ったら。
「じゃあ何だよ？あんな風に遠くを見ながら言われたら、女の子の事考えてるのかなぁって思うから!!んで明の今近い女の子っていったら未来ﾁｬﾝぐらいだろ？…でも違うの？」
…うっ…確かに未来の事を考えていたわけじゃないけど…でも女って所は合ってる。さすがと言うべきか？
そんなことを考えて無言になっていたらしい
「おーい、飛ぶなぁー」
「えっ？…あ…うん…えーと…半分当たりかな？」
「半分ってなんだよ…。はっきり言えよ。」
「…じゃあ放課後で…。」
「放課後までのばすのかよ!!…まぁいいよ、後でちゃんと話せよ。」
…あぁ、典仁と友達をやっていける訳はコレか。けして踏み込み過ぎない、でもちゃんと気にしててくれる。
隣で違う友達と話てる典仁に心の中でありがとうと言っておいた。
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