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「ほいっ烏龍茶」
カランッとコップを置いた時に氷どおしがぶつかる。
「あっありがとう」
…どんだけ緊張してんだろ汗
でも言おう
「…典仁。従姉妹ってどう?」
唐突すぎたぁ…汗
「従姉妹?いいんじゃね?」
典仁が話をちゃんと読み取ってくれてよかった
「…じゃ、年上は?」
「あら~明君は年上が好み?はーと笑。
てのは冗談でいいじゃん、少しくらい年上でも♪」
包容力ありそう♪とか言ってるし…でも…少しじゃ…。
典仁の言葉に苦笑い…と言うかひきつってると…それに気づいた典仁が。
「"少し"じゃ…ないの?」
うん…と頷き凄く小さい声で…
「…二十歳差」
「にじゅっさいさ?二十代(後半)じゃなくて?」
「二十歳差」
「…てことは、37歳?」
「…うん。」
「…。」
「…。」
お互いに黙ってしまい、さすがに引かれた?と思っていたら。
「なぁなぁ、どんな風に好きになったの?」
典仁の言葉に顔を上げて見ると意外に興味津々というか…て、あれ…?
「引かないの?」
「なんで?」
「…なんでって…」
「いいから聞かしてよ♪」
…なんか押しきられてる?
まぁ引かれてないからいいか。
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