長男 秀

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秀が作り終わる頃に美沙が起きてきたようだ。 「おはよ」 「おはよう」 「…秀?」 美沙は秀の首元をジッと見つめる。 「ん?何?ご飯ならもう少しで出来るよ」 「いやご飯じゃなくて…夕べはどっちと寝たのよ?」 「はっ?なっ何言ってんだよ。オレは一人で寝たよ」
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