長男 秀

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「いただきます」 … … … 和月家の朝の食卓はほとんど会話がない。 家柄なのかみんな低血圧であり特に次女、三女は朝が苦手である。 ふと秀の前に座っている紗由が箸をとめ秀をまじまじと見る。 「ん?」 秀は視線に気付き目線を上げる。
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