長男 秀

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「…」 紗由は秀に視線を戻す。 「私にもキスマークをつけさせなさい。それで許してあげる」 「…なんで?」 「なんでもよ」 そんな理不尽な…でもこれで済むんだったら妥協するしかないな。 「…いいよ」 そう言うと紗由は友美がつけた反対側にキスマークをつけた。
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