猫と少年と青年

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………。最近のこどもは泣かせることをいう。でも、猫がそれを許してくれるかどうか……   少年「ほらほら、寄って寄って!!」   僕はおどろいた。いつもは僕が近付いたら暴れるのに。猫をみたらなにやら照れ臭そうにしていた。   どうやら、僕と仲良くなるきっかけが欲しかったみたいだ。   青年「恥ずかしがり屋って訳だ。」   僕も人のことは言えない……。僕もなにやら恥ずかしくなってきた。   パシャ、シャッター音が響く。フィルムにまた思い出が刻まれた。   「猫と少年と青年。」   そんなミスマッチな思い出が刻まれた…
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