君の居場所。僕の居場所。

2/3
10人が本棚に入れています
本棚に追加
/25ページ
僕らはまたここで出会った。「僕はここにいる」その思いが伝わった……。僕はそう思っていた。   青年「じゃぁここじゃ寒いだろ??さぁ。おいでよ。」   僕が猫を抱き上げようとしたその時だった。猫は激しく暴れ回った。   なんでだ。なんで、僕は。お前に居場所を作ってあげようとしてるんだぞ!!   青年「どうしてだ!!僕が信じられないのか!!」   僕は思わず大声をあげてしまった。より一層警戒心を強めてしまった。   やってはいけないことを。やってしまった。僕はどうかしてしまったのだろうか。   僕は……。僕は……。
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!