生きることは死ぬこと

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その思いだけで私は、ある意味開き直れていた。 もう2度とこないかもしれない明日を思うこともなくその日をそれなりに楽しんでいた。 家に戻ればまた1人迷走にふけっていた。 まったく誰とも連絡をとっていなかったわけでも遊んでいないわけでもなかったけど、1人の時間は私をかぎりなく闇の底へとおしやっていった。
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