『向日葵』

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晴天の青空の下【もと】、 大きな草原の中で 貴方を見つけました。 風に逆らうことなく 優しく微笑む貴方を、 私はいつまでも、いつまでも見ていたのです。 貴方は私に優しく、「こっちにおいで。」と言いました。 私は躊躇【ためら】うことなく 貴方にそっと 寄りかかりました。 私の心の中、 全てを知っている貴方に、私の心はどんどん惹かれ 恋に落ちていったのです。 貴方の暖かさは あの大きく耀【かがや】く太陽のようで、 私の隣で 明るく微笑む貴方は… まるであの... 向日葵のようでした。
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