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あの夏,
初めて涙を見せた君
ただ見つめることしか
できなかった僕
かけてあげる言葉が
ひとつもみつからなかった
そんな余裕持ってなくて
抱き締めてあげることさえ
できなかったね
そんな姿を
溜めた涙に浮かべたとき
どれだけ幻滅した？
どれだけ歪んで見えた？
知り尽くしていていたはずなのに
1番大切なものを
1番理解してなかったね
こんな僕を
【気付くの遅いよっ】って
あの声であの顔で
あの仕草で
怒ってくれるかな？
でもそんなこと、
願いでしかないって
ことぐらい分かってるよ
でも、それでも、信じていたい。
君を忘れたくない。
ごめんね？ふがいなくて
ごめんね？自分勝手で
ただ…
こんな冬の寒い日に
ひとりで夜を過ごすのは
思ってたよりも
ずっと寂しくて、
なんでかな？
分かってるはずなのに…
すごくすごく
逢いに行きたいよ。
今なら迷わずすぐに
抱き締めれるのにね。
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