発端

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四時間目が終わり昼食の時間 いつもだったら 「弁当食おうぜ」 と、顔を出す仲間が来ない… 仲間のいるA組の教室に行った 仲間に近付くと仲間達の顔が一瞬こわばった 「お、お前来ていたのか」 「欠席だと思ってたから、そうだよなぁ」 「おお、そうだよ…休みだと思ってお前の教室に行かなかったよ」 なにか違う…言訳がましい 違和感を感じる バチ〰〰ン 「あんた、佳澄に何したの」 渉は強烈な平手打ちをされた 「えっ……?」 「絶対許さないからね」 それだけ言うと沙織は疾風のように立ち去っていった。 渉には何が何だかわからない。 仲間達も呆気にとられていた。
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