空想世界 続・妄想

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空想世界 続・妄想

意味なんて 探せば探すほど 馬鹿みたい 君にしか感じない運命 他は偶然の積もったナニカ 君にだけ届かない僕自身 僕はもうガラクタ? 問える筈なんてない だって僕は君にとって 言葉を聞く価値もない 使い回しのきく、 代用品が君の回りを覆う 僕もその中の1つだから それでも 君の玩具で居られるなら 構わなかった筈なのにね ご主人様に牙を向いて 無駄な抵抗 結果は見えていたのに 1%未満の可能性に 未来を見てみたかったんだ 意味なんて 探せば探すほど 馬鹿みたい 未来は変えられると云う 過去の思い出の方が大切 未来に君の姿はない 短絡思考単純明快 ね?思い出の方が大切 ご主人様に牙を向いて 無駄な抵抗 振り返る事も出来ない癖に 1%未満の可能性に すがってみただけ滑稽ね あの景色 あの場面 終焉の刻(サイゴのトキ) もし振り返っていたなら どんな君を見られたの? 強く気高い高慢な君 垣間見える弱くて脆い場所 もし僕の牙が 君を傷付けたなら 僕の居た意味はあったね 答えなんて僕が考えても 空想世界でふよふよ浮いてて 掴めないままだから 今日は眠ろうか 君と僕の夢がもしリンクしたなら 答えを聞かせてくれるかな そんな有り得ない妄想 可能性0%未満 それでも君を感じられるから 妄想ばっかも悪くない だってこの世界そのものに 意味なんて 探せば探すほど 馬鹿みたい
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