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村を出ると辺り一面霧がかかっていて視界が悪かった。
武士達の周りで、『ガサ、ガサ、ガサ』と、音が鳴り武士達は、追っ手に囲まれたと思い次々と自分の腹を切り自害していきました。
だが、武士達が聞いたのは、村の人達が大事に育てた蕎麦畑で『ガサ、ガサ、ガサ』と言う音は、蕎麦が風に揺れてなった音で、武士達は追っ手の足音と勘違いして自害したのです。
その日から村の人達は、武士達が哀れに思い蕎麦を口にする事が無くなったのです。
未だにその村では蕎麦は食べないと言います。
この話を信じるか信じ無いかあなたしだいです。
では、またどこかで…
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