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何のヘンテツも無い夜
俺、風霧 絞耶(かざきり こうや)は、目を疑う様な光景を目のあたりにしてしまった。
そこは、本来何の変哲もない人工的に並べられた木々に囲まれただけの公園
だけど、この時だけはその姿を変えていた。
公園の中心である目の前の空けた場所以外は、遮光カーテンで覆ったように少しの明かりも溢れていなかった。
そして、公園の中心では、数人の修道院服を身に纏った人達が倒れていた。
酷いのでは、木に張り付いちゃってるのまでいた…──何のギャグ?
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