14人が本棚に入れています
本棚に追加
「真知!朝よ!早く起きなさい!」
私は毎朝この声で目覚める。
私の名前は宮下真知(ミヤシタマチ)
平凡な毎日を送る普通の中学2年生だ。
朝いつものように学校へ向かった。
その時……
「痛っ!」
小学生の男の子が怪我をしていた。
私は心配になったので
『大丈夫?』
と話掛けた…
その男の子は・・・
「別に大丈夫だわ!このブス!」
…いきなりの暴言に腹が立った。
『なっ…あんたの事心配してあげたんでしょ!?ありがとうくらい言えない訳?』
「ありがとさん!」
《大地!早く学校行こうぜ!》
大地と呼ばれたその男の子は
「分かった!じゃあね!おばさん」
『コラ!おばさんじゃないわ!』
と言うとその子はニヤニヤしながら走り去って行った。
最初のコメントを投稿しよう!