第1章~出会い

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 「真知!朝よ!早く起きなさい!」 私は毎朝この声で目覚める。 私の名前は宮下真知(ミヤシタマチ) 平凡な毎日を送る普通の中学2年生だ。 朝いつものように学校へ向かった。 その時…… 「痛っ!」 小学生の男の子が怪我をしていた。 私は心配になったので 『大丈夫?』 と話掛けた… その男の子は・・・ 「別に大丈夫だわ!このブス!」 …いきなりの暴言に腹が立った。 『なっ…あんたの事心配してあげたんでしょ!?ありがとうくらい言えない訳?』 「ありがとさん!」 《大地!早く学校行こうぜ!》 大地と呼ばれたその男の子は 「分かった!じゃあね!おばさん」 『コラ!おばさんじゃないわ!』 と言うとその子はニヤニヤしながら走り去って行った。
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