spring love

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暖かさが ようやく目を覚まし 気持ちも 次第にほころび始め   艶やかな色彩の中で ひときわ 寂しい季節が終わろうとしている   うつろな日々は あなたに逢える その魔法で 解放されていくよ    街中で ふと瞬間 あなたが言った 捨て台詞が やけに気になり出して 夜も遅いのに 寝付けない 自分を知る 明日 逢う時に 覚えてるかを その事だけを   今年はどんな想いで 桜のジュータンを 通り抜けていくのだろう   失敗や成功は 付き物だけど 自分に似合った 想い出でありたい   春の宴を飾る 香りに誘われて たどり着いた 桜並木の木陰で 清純な笑顔に包まれて こちらに手を振る 彼女が愛しくて   1999. 3
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