春風に乗せて

2/2
前へ
/84ページ
次へ
砂埃が立ち込める まだ舗装されていない道 右往左往する回転に ふらついてる 自分を心に感じて   はね飛ばす 何か足りないもの それが 未来の糸口を 掛け持っている   丘の向こう側へと 駆け出そうよ きっと すがすがしさが受け止める 荒野に広がる 天然の力をバックに 熱さ 諸共 駆け抜ける   期待されてた訳ではない たくましい強さが あの頃はあったから 色々な難題だって 解けてしまった   翻す 懐かしい頃を 待ちわびるのは なぜだろう…   全て失ったとしても それがいい 輝かしい自分であるから 例え夏を 待ちきれなくても 潤いを風へと変える   2000. 3
/84ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加