―プロローグ―

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《コンコン》 ノックをする音が聞こえた。 私は振り向いて、扉を開けた時、死界に入るよう移動した。 「王女様、失礼します」 そう言って、のこのこ入ってきた。 私は近くにあった花瓶で、男の頭を、兜の上からおもいっきり叩いた。 良い具合にちょうどヒットし、そのまま兵は前に倒れた。 私は赤のドレスを脱ぎ、軽くてお気に入りの服に着替えた。 そして、必要な物を魔法で作った異空間に入れた。 そして、愛用の杖を持った。 今日が、始まりの日。 陽はまだ昇ってない頃、私は城を抜け出した。
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