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「てかさ、永久は怖くないの?」 「べつに」 「えー…なにかあったときは姉ちゃんが守ってやるずぇ☆」   冗談抜きで、家族は2人しかいないんだから、わたしがこいつを守んなきゃいけないんじゃないかな 姉や兄は本当にそうだ。 役割じゃなくて、わたしの気持ちだけども。 本当に、本当にひとりぼっちじゃなくてよかった。 一番長く一緒にいてくれるのはこいつだけだしね…   「姉ちゃんさ、……いや、なんかあったときは頼む」 「まかしとけっ」   ウィンクしたら目線を逸らされた わたし負けないよ!!   「まあっ!この子照れてるわ!」 「うぜぇ…」 「(´・ω・`)」   また2人でいつものように騒ぎはじめたときだった
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