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「さぁ、シンデレラ。これに乗って舞踏会へ行ってこいっ!」
警官の挨拶のようなポーズをし、魔法使いは馬車の中へとシンデレラを促しました。
「さようなら。魔法使いさん」
目に涙を浮かべ、シンデレラは馬車に乗り込みました。
「魔法使いさん。お名前は?」
魔法使いは顔を引きつらせ、少し悩んだ後、こうおっしゃいました。
「太郎です」
シンデレラは内心可哀相だと思いました。
ってか私もそう思う!めっさ可哀相!(ギャハハハ
「それでは、さようなら。……さん」
「ちょ、何で今名前呼んでくれなかったのっ!?ねぇっ!?」
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