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渋谷を徘徊する20歳のギャル男は
いつもいつも
「もっと黒くなりたい」
と思っていた。
実際 彼らの 周りにいる
ギャル達も 真っ黒に焼けていて
「焼ける=モテる」
とゆう公式が
成り立っていた。
当然 ギャル男は
日サロに足しげく通うようになり
バイト代の大半を
日サロ代につぎ込む日々が続いた…
1日に2時間…3時間……
定員が「長すぎないか?」 と 心配しても彼は全く気にすることなかった…
そうして 3ヶ月が過ぎた ある日のこと。
ギャルが 集まった飲み会に
友人達とともに参加したギャル男
そのこんがりと焼き込んだ肌はアフリカ系の男性と見まごうばかりだった。
やがて 酒量は進み 盛り上がりも最高潮に達したその時…
『うっ痛い!!』
という叫び声とともに 彼は 七転八倒さ始めたのだ。
それも腹部を かきむしるように。
最初は ゲラゲラと笑っていた
ギャルや友人達も
その様子を見て
だんだん青ざめていく。
定員が飛んできて
すぐ救急車を 手配し病院に直行することに…
診断した医師は最初、急性アルコール中毒を 疑ったが…
念のためレントゲン撮影や エコー検査も行った。
そしてレントゲン写真をみた 医者は愕然とした…
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