†第1話

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朝起きると昨日の騒がしさはなく、静寂が包み込んでいる。 ベットから出て窓を開けと春先のまだ肌寒い風が入ってきた。 2人が起きないうちに早々と学校の支度をする。 リビングに下りると昨日の騒ぎの跡があった。 散らばったガラスの破片や本。 倒された椅子。 それを片付け朝食を作る。 食べ終わり、時計をみるといつもより少し時間が早かったがそのまま家を出た。 それがあんなことになるなんてその時はまだ思いもしなかった…。
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