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「意味が分かんな…」
その意味を聞こうとしたが私の言葉はそこで止まってしまった。
目の前の大きな物体によって…。
「なに、これ…?」
私の前にはよく解らない白っぽい物体。
顔と手足はあるが絶対に人間じゃない事は分かる。
「「虚(ホロウ)!!」」
それを見た瞬間、黒崎とその隣にいた少女が叫ぶ。
と同時に黒崎が消え、虚と呼ばれたモノが二つに切り裂かれた。
「大丈夫だったか?」
呆然とその光景を見ていた私に心配そうに問い掛ける。
「えっ!?あぁ、大丈夫…。」
ハッと我に返って返事をするが頭が働かずいまいちハッキリしない。
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