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蜜柑はその後図書室で利優が見ていたアルバムを見ていた。
蜜柑:お母さん………お父さんはどこにいるの?
蜜柑は涙をこぼしていた。
??:蜜柑………
蜜柑が振り向くとそこには棗がいた。
蜜柑は目をこすりアルバムを片付けた。
棗:泣いてたのか?
蜜柑:泣いてへんで。
棗:………
蜜柑:棗はどないしたん?
棗:お前、安積とどうゆう関係だ?
蜜柑:りゅうとはちっちゃいころの親友や😃
棗:へぇ~じゃあ親友と
何でキスしてたんだよ?
蜜柑はムッとした表情で言った。
蜜柑:みとったん?
棗:あぁ、偶然な。
というか、俺は此処で寝てたのをお前等が勝手に入っていたんだけどな。
蜜柑:じゃあ会話もきいとったん?
棗:あぁ。お前あいつと話すとき口調変えてんだな。
蜜柑:だってりゅうがあ~やって喋れっていうんや。
棗:じゃあ俺の前でもそう喋れ。蜜柑:いやや
棗:何でだ?
蜜柑:なんとなく。
棗:じゃあ何であいつとキスしてた?
蜜柑:棗に関係あらへんやんか。
棗:………
棗は蜜柑に近寄った。
蜜柑:なんや。
蜜柑達は中1で棗は蜜柑を見下ろす形で蜜柑は棗を見上げる形になっていた。
棗:ハァ~(上目遣いに涙目とか、俺の理性を奪う気かよ)
蜜柑は棗が何にもいわないので軽く怒っていた。
蜜柑:もういい💢
っといって奥の本棚に行った。
棗も奥の本棚に行った。
蜜柑はふるそ~な『アリス学園の歴史』と書かれた本を読んでいた。
蜜柑:何や?
蜜柑のツンとした態度に棗は壁に蜜柑を押し付けた。
蜜柑:ちょ何すんねん💦
棗:………
棗は無言で蜜柑に唇を押し付けてきた
蜜柑:んっ‼
蜜柑はジタバタするが男の子の力にはかなわない。
棗は舌を入れていた。
蜜柑:んっ、なつ‼
静かな図書室にいやらしい音が響く。
棗は唇を蜜柑の唇から離し蜜柑の首元にもって行った。
蜜柑:ハァハァ。棗、やめて………
棗は素直に唇を離した。
棗:お前は俺の物だ。誰にも渡さない。
棗は振り返り図書室から出ていった。
だが蜜柑の首元にはくっきりと棗がつけたキスマークが残っていた。
蜜柑はそれにきづかないまま、本をもち図書室をでた。
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