2章

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蜜柑はその後図書室で利優が見ていたアルバムを見ていた。 蜜柑:お母さん………お父さんはどこにいるの? 蜜柑は涙をこぼしていた。 ??:蜜柑……… 蜜柑が振り向くとそこには棗がいた。 蜜柑は目をこすりアルバムを片付けた。 棗:泣いてたのか? 蜜柑:泣いてへんで。 棗:……… 蜜柑:棗はどないしたん? 棗:お前、安積とどうゆう関係だ? 蜜柑:りゅうとはちっちゃいころの親友や😃 棗:へぇ~じゃあ親友と 何でキスしてたんだよ? 蜜柑はムッとした表情で言った。 蜜柑:みとったん? 棗:あぁ、偶然な。 というか、俺は此処で寝てたのをお前等が勝手に入っていたんだけどな。 蜜柑:じゃあ会話もきいとったん? 棗:あぁ。お前あいつと話すとき口調変えてんだな。 蜜柑:だってりゅうがあ~やって喋れっていうんや。 棗:じゃあ俺の前でもそう喋れ。蜜柑:いやや 棗:何でだ? 蜜柑:なんとなく。 棗:じゃあ何であいつとキスしてた? 蜜柑:棗に関係あらへんやんか。 棗:……… 棗は蜜柑に近寄った。 蜜柑:なんや。 蜜柑達は中1で棗は蜜柑を見下ろす形で蜜柑は棗を見上げる形になっていた。 棗:ハァ~(上目遣いに涙目とか、俺の理性を奪う気かよ) 蜜柑は棗が何にもいわないので軽く怒っていた。 蜜柑:もういい💢 っといって奥の本棚に行った。 棗も奥の本棚に行った。 蜜柑はふるそ~な『アリス学園の歴史』と書かれた本を読んでいた。 蜜柑:何や? 蜜柑のツンとした態度に棗は壁に蜜柑を押し付けた。 蜜柑:ちょ何すんねん💦 棗:……… 棗は無言で蜜柑に唇を押し付けてきた 蜜柑:んっ‼ 蜜柑はジタバタするが男の子の力にはかなわない。 棗は舌を入れていた。 蜜柑:んっ、なつ‼ 静かな図書室にいやらしい音が響く。 棗は唇を蜜柑の唇から離し蜜柑の首元にもって行った。 蜜柑:ハァハァ。棗、やめて……… 棗は素直に唇を離した。 棗:お前は俺の物だ。誰にも渡さない。 棗は振り返り図書室から出ていった。 だが蜜柑の首元にはくっきりと棗がつけたキスマークが残っていた。 蜜柑はそれにきづかないまま、本をもち図書室をでた。
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