第一章

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  その頃…白雪の家から更に深く森に入った所。     「うさぎさーん!待ってー!」     森の中で兎を追いかける長いブロンドの髪の少女。     「はぁ…はぁ… あれ?ここどこだろ? 確かお姉さんに本を読んでもらっていたら眠くなって… 目が覚めたらうさぎさんを見付けて…」   キョロキョロと辺りを見回す少女。 見慣れない風景に気付き、みるみる表情が曇る。 終いには泣き出しそうになり、その場にしゃがみこんでしまった。  
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