第一章

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  「あらあら。そんな所にしゃがんだら綺麗なお召し物が汚れてしまうわよ。」   突然現れた人物に少し驚く少女。   「あの…うさぎさんを追いかけていたら道に迷っちゃって… それで帰れなくなっちゃった…」   「あらそうなの…それは困ったわね。 でも大丈夫。私が貴女を元居た場所に戻してあげるわ。」   「え?」   次の瞬間、女が手を挙げたと同時に目が眩む程の光が女から溢れた。 その光が優しく少女を包む。  
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