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私は小学2年生の時、東京から転校して来た。忠義はその時からずっと一緒に居てくれた。
家も隣で、家族絡みで仲が良い。
ふと気付くと、忠義からメールが届いていた。
『大丈夫か?』
『場所ドコ?』
『向かえ行ったるで!?』
返信する間が無くメールが届く。
これじゃぁ、返信出来ないよ(苦笑)
そう思ってたら、忠義から電話がかかってきた。
ピッ
忠『もしもし?お前ドコおんねん!?』
私は答えなかった。
いや、違う。答えれなかった。
涙を堪えるので必死で、忠義の質問に答えられない。
忠『…………待っとって!』
「えっ!?」
忠義は電話を切った。
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