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…ふとした拍子に
寂し気な視線に気付いてしまった…
その理由など聞けなかった…
でもそれから自然と異性として
意識するようになった…
休みの日とか遊ぶようになって…
二人で過ごす時間が増えて…
二人の距離は知らぬ間に近づいていた
そんなある日俺は風邪を拗(こじ)らせて仕事を休んだ…
休んでから三日目…
突然チャイムが鳴った
這いつくばりながらドアを開けると…
そこには亜樹子が今にも泣き出しそうな顔で立っていた
…連絡してよ…
そう言って亜樹子は俺を抱きしめた…
その日からかな?
何と無く二人の付き合いが始まった気がする…
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