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この辺を牛耳ってる 荒くれ者達の略奪だった。
その時 少年の胸の辺りが モゾモゾした。竜が一回り大きくなったのだ。少年は 喜んだ。
少年は 原因を突き止めるために 何日も色んな所を歩いた。そして 気付いてしまった。。。竜が糧にしている物を。。。
『欲。』
竜は 人の欲を糧に 成長していたのだ。少年は 迷う事なく 手を汚した。心は汚れないままに。。。
「フフフ。もう一人でも大丈夫な大きさだね。」
美しい瞳が 笑った。竜は 悲しかった。。。自分の為に。。。そう思うと苦しくて 仕方なかった。
だけど もう手遅れだった。竜は 少年が大好きになっていた。
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