揺れるワイン
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「そうか、理子はそうゆうのダメな子なんだ」 理子の心臓はドクドクしていた。緊張と興奮が一気に押し寄せた感じだ。お酒のせいか雰囲気か中山のせいか、理子は酔ってきた。頭が働かない。 「当たり前じゃないですか」 車は家の方向に走っていく。冗談でもなかったことが分かる。 そこから、また恋話へと戻る。
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