第一話

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~昼~ 『あ~。この玉子焼きもーらい。』 ヒョイ☆ 湊クンは、 一瞬にして あたしの玉子をとった。 「………。」 あたしは、 湊クンのパンを 丸ごと1個取上げた。 「もーらい♪」 『あぁ。ぼ、僕の愛しのパンがぁ……。』 「ドンマイ!!」 ウルウルした目で あたしを見つめてくる。 『黙ってとったお前が悪い。』 竜也クンは、 湊クンの頭をクシャクシャにした。  
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