雷の鬼と、風の華

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………… 雷鬼『…はぁ……何とか…まいたようだなぁ…』 風華「うん…そ、それより兄ちゃん……ッ!!」 風華は雷鬼の足に目を向けた… 雷鬼『あ、あぁ…このくらい……どーて事ねぇーよ』 雷鬼の足首が紫色に変色していた… と、その時ッ… 『オイ…何してんだぁ?テメェら…』 雷・風『ッ!!』 雷鬼と風華の後ろに立っていた…彼は新撰組の副長・土方歳三だった… 土方『ガキが来ていい場所じゃーねーぞ…』 土方はふと、雷鬼の足を見た… 土方『……おい、テメェ…足ケガしてんじゃねーかよッ…!』 雷鬼『別に…どーて事……ぅわぁぁ!?』 軽々と土方は雷鬼を持ち上げる 雷鬼『な、なんだよぉ!離せぇ!!』 土方『手当してやる』 土方の腕の中で騒ぐ雷鬼 だが、土方はほぼ無視 近藤『ん?歳ィ?…何だ…その子供……』 襖から顔を出してきた新撰組の局長・近藤勇 原田『もしかしてェ!!土方さんの子供ですかァ!!!!』 新撰組の十番隊長・原田左之助
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