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「何を突然」
「思ったことを口にしたのよ」
「だから・・・」
なんなんだ、と言おうとした瞬間彼女の指によって喋ってはいけないと与儀なくされた。
「崩壊の音がするの。目には見えないわ。だけど誰もが気付いてる。やりすぎだと、だけど止まらない転がり続けるのよ。」
「な・にが・・・」
「なにが?」
ふふっと綺麗な唇で孤を描き、クスクスと笑う。
そっと彼女の手から携帯電話を奪い、ディスプレイを覗いた。
そこに写ったのは―――某コミュニティサイト。
僕のクラスでもほとんど入会していて、自らも入っているサイト。
勿論、彼女も。
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